バッグは道具。暮らしと旅に寄り添う存在として。
sûdsns(スーデザインズ)というブランドのこと
「道具は使い手の人生を豊かにする」
これは、sûdsns(スーデザインズ)のものづくりの出発点であり、
今も変わらない軸です。
機能的で、デザイン性もあって、でも派手じゃなくて。
日常にも、アウトドアにも、違和感なく馴染む。
そんな“気持ちのいいバッグ”を求めて、自分の手でつくりはじめたのが2015年のことでした。
小さなアパートの一室から始まったブランド
最初は、一台の職業用ミシンから。
当時住んでいたアパートの一室で、試作を重ねる日々。
「こういうバッグがあったら、自分なら毎日使いたい。」
「この細部、もうちょっと使いやすくできないかな。」
頭で描いた“理想の道具”を、一針一針かたちにしていきました。
つくることが、ただ好きだった。
なぜバッグを作り始めたのかと聞かれれば、
それは「ものづくりが、ただ好きだったから」。
手を動かして、自分の思い描いたかたちを形にする。
その過程が面白くて、心地よくて。
たまたまそれがバッグで、たまたまアウトドアという要素が近くにあった──それだけのこと。
でもその偶然が、自分にとっては自然だったし、
気がつけばそれが人の暮らしに寄り添う道具になっていた。
道具が“豊かさ”を生むとき
「道具は使い手の人生を豊かにする」。
それは、大げさなことじゃなくて──
ポケットの中がすっきりして、気持ちまで軽くなる。
急な雨でも安心できて、出先で手が空く。
そんな“小さな快適さ”の積み重ねが、日々を少しずつ豊かにしていくと信じています。
岐阜市のアトリエで、少人数でものづくりを続けています
現在は岐阜市のアトリエを拠点に、企画・製作・発送までを少人数で一貫して行っています。
一部の製品は、日本国内の熟練職人と連携しながら、ハンドメイドで丁寧に仕上げています。
大量生産ではなく、一つひとつに思いを込める。
軽くて丈夫で、機能的。そして持っていて気分が上がる。
そんなバッグを届けたいという思いで、日々ものづくりに向き合っています。
アウトドアと街の“あいだ”にあるデザイン
sûdsnsのバッグは、アウトドアに特化したギアではありません。
けれど、実際のフィールドでどう感じるかは、ちゃんと大事にしています。
逆に、街向けのファッションバッグでもありません。
でも、街の風景にもスッと溶け込む見た目と使い心地を意識しています。
言うなれば「アウトドアと街を、違和感なくつなぐバッグ」。
例えば、MultiPouchは“ただの小物入れ”ではなく、
軽さや持ちやすさ、取り出しやすさなどの快適さを
実際の使い方から逆算して考えたツールです。
「長く使える、心地よいものを。」
使うほどに馴染み、
使い込むことで、自分だけの相棒になるようなバッグ。
sûdsnsが届けたいのは、道具としての実用性だけではありません。
それを手にすることで、あなたの暮らしや旅がちょっとだけ心地よくなる。
そんな存在になれたら嬉しいです。